そもそも「青汁」って何?

青汁は現代では広く普及してきたため、普段飲んでいるという人は決して少なくないでしょう。
しかし、原点に戻って青汁とは何かと考えた方はあまり多くないかもしれません。
今回は、そもそも「青汁」とはどういったものなのかご紹介します。

青汁とは何か。
一言で言えば、「色んな野菜の汁の混合物」です。
市販の青汁はたくさんありますが、材料となっている野菜は製品ごとに少しずつ異なっています。
そうはいっても、ほぼ必ずといっていいほど当たり前のように含まれているものとして、「大麦若葉」、「明日葉」、「ケール」があります。

大麦若葉は、大麦が生えた丈で20〜30cmほどの「若い」状態であることから、こう呼ばれています。
明日葉はセリ科の薬用植物で、古くから健康面で良い効果をもたらすものとして知られてきました。
これら二つは、ともに食物繊維やビタミン、ナトリウムがとても豊富です。
ケールはアブラナ科の植物で、ビタミンやカルシウムが豊富です。
上記の3つが青汁を作るとすると不可欠といえるほどに重要な存在で、それに加えてさらに栄養バランスや含有成分を多く含むために、一般的な野菜や製品によっては果物などの様々な材料が加えらえていき、それらを混ぜて完成するのが青汁です。

こうして様々な栄養素が含まれているため、青汁の効能はたくさんあります。
例えば、便秘解消効果、コレステロール値の下降効果、さらには脂肪燃焼作用によるダイエット効果などなど、万能といっても過言ではないほどにたくさんの良い効果が秘められています。
なので、これといって目的がないまま青汁を飲んでも、当然ながらすでに健康である体調の維持を始めとするプラスの効果が期待でき、損をすることはまずありません。

青汁ユーザーが増加したことによって摂取のスタイルやニーズも増えていきました。
形態としては、最もメジャーで作るのにも手軽な「粉末タイプ」、常温に置いて解凍するだけで出来上がる「冷凍タイプ」、どこにでも持ち運びが容易で、かつすぐに摂取できる「ゼリータイプ」、そして手間が最もかかってしまう反面、添加物などの人工的要素がゼロで安全度が高く、素材本来の味が楽しめる「自作タイプ」があります。

このように形態が豊富なので、自分に合った摂取方法も選べるのが特徴です。
一昔前の青汁といえば、苦くてまずい!!というイメージ(CMでもキャッチコピーのように使われていましたね)がありましたが、近年の青汁製品は青汁とは思えないほどおいしく改良されているものもあります。
毎日摂り続けるものだからこそ味を重視して青汁を選んでみてはいかがですか?


また、そのことから子供からお年寄りまで、幅広い年代の人が摂取しやすくなったことも近年の青汁事情として挙げられます。
若いうちから飲む習慣をつければ、バランスの良い食生活を送ることができ、結果的に健康的な老後につながりやすくなります。
こうして一生付き合っていけるというのも青汁の特徴です。